「釣りやめた」大好きだった趣味を嫌いになった3つの理由!

岩場の釣り人のフリー画像(写真)

たかはし昇一 は1990年代後半からはじまった「ブラックバス釣りブーム」の影響を受け、小学生〜高校生まで「ルアーフィッシング」に熱中。

当時は埼玉県に住んでいたのですが、わざわざ始発電車に乗って茨城県の「霞ヶ浦」まで通っていました。

あの頃は「JR常磐線・土浦駅」から徒歩数分圏内にある「土浦港」もアングラーでいっぱい。

混雑のなか数メートル間隔の横並びでキャストを淡々とくり返すという異様な状況があたり前でしたが、それでもそれなりの釣果が得られていたと記憶しています。

夏休みには父親と福島県「桧原湖」まで遠征し、霞ヶ浦では味わえないクリアウォーターという環境下で「スモールマウスバス」の強い引きを堪能したりもしました。

社会人になり実家を離れ日本各地を転々とするようになってからも、それぞれの地域でそれぞれの釣りを楽しむ日々。

そのせいなのか水面を発見すると、ついつい「ここではどんな魚が釣れるかな?」と考える変なクセがついてしまいました。

勤務先が東京に変わってからは東京湾岸で釣れる「シーバス」を追い、東京都・千葉県の県境を流れる「旧江戸川」がメインフィールドに。

湖から川へ」「淡水から海水(汽水)へ」と多少の変化はありましたが、ルアーでフィッシュイーターを釣るのが好きという釣りのスタイルは相変わらず。

ウィークエンドの朝・夕、暇さえあれば水辺に立ちやはり淡々とキャストをくり返す日々でしたね。

ぼくにとって釣りは、年数にしておよそ20年間も続けかなりの時間・資金・労力を費やしてきた数少ない趣味のひとつ。

このまま「生涯の趣味」になりそうな予感もあったのですが、ふと「このまま釣りを続けても、いいことなんて何一つないのではないか?」と思い至ってしまうことに。

まさに「熱が冷めた」状態で、あんなに好きだった釣りをむしろ「嫌い」になってしまうとは思いもよらないことでした。

 

たかはし昇一
世間でバス釣りブームが終わったように、ぼくの中でも釣りブームが終わってしまったようです。

 

①「時間・場所・天候」の制限:外的要因による影響が大きすぎる!

霧の芦ノ湖に浮かぶ釣り船のフリー画像(写真)

あんなに好きだった「釣り」という趣味をいまではむしろ嫌いになってしまったのには「3つの理由」があると自己分析しています。

ひとことで言ってしまえば「価値観が変わった」ことによって、釣りにおいての「デメリット」を強く認識するようになってしまったということでしょう。

まず1つ目は、釣りが「時間・場所・天候の制限」という外的要因の影響を大きく受けるという点です。

 

「時間」の制限

 

行為」としての釣りは、やろうとすれば24時間いつでもできます。

太公望には「ルアーを投げる」「水面に糸を垂らす」といった行為そのものだけで幸せという感覚もあったりするんですよね。

でも「魚を釣り上げる」という釣りの「目的」を効率的に達成するためには「時間」というファクターを無視できません。

魚に聞いたわけではありませんが、釣りにおいて「朝マヅメ」「夕マヅメ」と呼ばれる日の出・日の入前後はよく釣れるとされる時間帯。

理由は諸説あるものの、一般的に魚の活性が上がりエサをよく食べるようになる時間だからというのが定説です。

釣りは魚の捕食活動を利用するのですから「エサをよく食べる」ことは「よく釣れる」という結果に直結するでしょう。

また、とくに海・川であれば「潮汐」による潮回り・潮位なども大きく釣果に影響します。

 

「場所」の制限

 

自宅のバスタブでシーバスは釣れないですし太平洋でブラックバスは釣れないでしょう。

あたり前の話ではありますが、まず魚自体が生息していてさらに狙っている対象魚がいる水域でないと釣りという行為は徒労以外のなにものでもないんですよね。

釣果を達成するためには「適切な場所」を探し、実際にその場所に立つことが必要です。

また対象魚の「生息数」も重要で少ないと不利・多ければ有利になります。

もし「源流のイワナ」を釣りたいのであれば、やはりそれなりの時間・労力・資金を費やしてしかるべき清流を目指さなければなりません。

でも、ぼくのように東京都23区内のコンクリートジャングルに住んでいる状況でそのような理想的な場所へ頻繁に通うことは難しいのが現実でしょう。

 

「天候」の制限

 

釣りをしていて「きょうは気持ちいいなあ〜」と感じる「釣り日和」は、得てしてさほど釣れません。

水中が明るく照らさて視認性がいい「晴れ」よりは、多少うす暗くなる「曇り」のほうが魚の警戒心が低下するのかよく釣れる傾向に。

もし「」が降れば警戒心はさらに低下しますし「酸素濃度・水位」の増加によってより活性が高くなります。

」も魚の警戒心を解き酸素濃度を増加させる効果があるので、あまりにも強風でなければ釣果にはプラスの方向にはたらくことに。

人間が快適でないほうが魚は元気になるとはなんとも皮肉なものです。

 

  1. 時間:マヅメ+潮汐を意識
  2. 場所:対象魚が豊富に生息
  3. 天候:晴れよりは曇り・風雨

 

魚を釣り上げるという目的を効率的に達成するためには、①②③のように時間・場所・天候をできるだけいい条件で揃えたいところ。

よく釣れる時間」「よく釣れる場所」を「魚の警戒心が低くなる天候」のときに狙うのが理想的です。

この好条件が重なったタイミングこそが「時合(じあい)」と呼ばれる釣りの「ゴールデンタイム」なのでしょう。

でも、これらのファクターの主導権はすべて「自然」がもっています。

ぼくには時間・場所・天候をコントロールできないので「自然の制限に合わせて行動する」という選択肢しかありません。

そのとき・その場所・その瞬間でないとできない」ことは「貴重な体験」とも思えますし、実際に釣りという趣味においてそのような感動的な瞬間が訪れることはあります。

ただその一方で、例えばいまこの記事を執筆しているように時間・場所・天候といった外的要因にそれほど左右されない活動もあります。

ぼくは外的要因に振りまわされるよりも、できるだけ意思・行動はみずから決定する人生にしたいんですよね。

② 投入資金とのアンバランス:釣果に対してコストが高すぎる!

岩場に置かれた小銭のフリー画像(写真)

 

  • ゴルフ
  • カメラ
  • 自動車・バイク
  • ギャンブル etc…

 

この世に「お金のかかる趣味」と呼ばれるものは数多くありますよね。それらに比べれば釣りはまだマシなほうかも知れません。

とはいえ、ぼくの愛用していたタックルもリール・ロッド合わせて計10万円弱しましたし、「ライン」や「ルアー」など1,000円単位の細々した出費も。

釣り道具は新製品がつぎつぎに発売されるものですし、定期的なメンテナンス保管場所の確保も必要です。

釣り場が自宅から遠ければ、ポイントまで行くために電車などの「交通費」もかかります。

釣り好きが高じてもし「車・バイク」や「自転車」にまで手を出せば、どんどん出費はふくらんでいくでしょう。

しかも釣りの場合は大量の金銭的リソースを投入したところで釣果というリターンが得られるかどうかは別問題です。

そういった意味では「ギャンブル」とおなじく不確実性の要素が強くて、仮に時間・場所・天候の条件が揃っていても「釣果ゼロ」ということは普通に起こります。

ぼくの腕が悪いのとルアーフィッシングだからかも知れませんが、数千円・何万円も出費して魚1尾すら釣れずにトボトボ帰るのは本当に惨めなものです。

そしてそんな日には本音半分・冗談半分で「ルアーを投げてるだけでも楽しいのさ」と強がりを言ってました。

根がかりでルアーをロストする可能性だってあり、多いときには1日に数個ロストしてしまうことも。

それどころか、ぼくは買ったばかりのルアーを1投目でロストしたことだってあります。

正に「お金を捨てているようなもの」なので、あのときはさすがに「なにやってんだジブン」と行き場のない怒りと虚しさをおぼえたものです。

もう釣りに行くことも道具を買うこともないので、これからはお金はもちろん時間の「節約効果」も見込めそうです。

③ 釣り人=いい人 という誤解:釣りは自然破壊・動物虐待行為では?

海岸の廃物とゴミのフリー画像(写真)

 

  1. 時間・場所・天候の制限
  2. 投入資金とのアンバランス

 

釣りではコントロールできないファクターが重要になるので、自然の時間・場所・天候に合わせて行動するしかありません。

また、いくら「高価な道具」を揃えたところで、それらが「釣果を約束」してくれるわけではありません。

むしろ出費だけがどんどんかさむことで、コストと釣果が見合わないという事態も起こり得ます。

ぼくが多大な時間・資金・労力をかけようやく手にした魚1尾の価値は果たしていくらだったのでしょうか?

ただ、このような不条理はなにも釣りに限った話ではありませんよね。

過去と他人」はコントロール不能ですし、金額に見合った結果が得られないことなんてよくあります。

もし少しでも釣りに対するポジティブな気持ちが残っていれば「釣りやめた」とまではならなかったはず。

ぼくが釣りをやめることを決断するにあたり決定打になったのは「釣り人=いい人」が誤解であり、「釣りは自然破壊・動物虐待行為であるというイメージ転換」が起こったことです。

釣りをする人に悪い人はいない」なんて言葉がありますが、釣り人みんなが「いい人」というわけではないと感じるのが本音です。

 

  • 平気でゴミのポイ捨てをする
  • 駐車ルールを守らない
  • 立ち入り禁止区域に侵入する

 

残念ながらマナーのよくない釣り人も一定数いるのが実情。釣りに限った話ではありませんが「ゴミのポイ捨て」なんて「自然破壊行為」でもあります。

過去に根がかりでロストしたルアーの中にも、いまだ水の底に眠り半永久的に残ってしまうものもあるでしょうからぼくも同罪なんですけどね。

きちんとマナー・ルールを守る釣り人もいる一方で「ルール無視」「とにかく釣れればいい」というマインドの釣り人が悪目立ちし全体のイメージが低下するという残念な事情も。

また、ぼくが魚を釣るという行為を冷静に考えてみると…

 

  • 食べもしないのに
  • 魚の口に鋭利な針を突き刺し
  • 必死に逃げる感触を楽しむ

 

20年間ほども続けてきておきながら今更感がすごいのですが、客観的には命をもてあそぶ完全なる「動物虐待行為」に思えてなりません。

ぼくの釣行スタイルは「キャッチ&リリース」だったので、釣った魚を持ち帰って食べることはほとんどせず。

過去に釣り上げた体長50cmオーバーのクロダイ体長90cm近いシーバスも、計測と写真撮影をしたらすぐリリースしました。

 

旧江戸川での釣果(クロダイ・50cm)

*過去の釣果(50cmオーバーのクロダイ)

 

旧江戸川での釣果(シーバス・90cm)

*過去の釣果(90cm近いシーバス)

 

もし「キャッチ&イート」を目的としていれば、ぼくも釣りにそれなりの大義を見いだせていたでしょうね。

でも、現代ではタイもスズキ(シーバス)もスーパー・鮮魚店で売っているのですから、個人的にはこのサイズまで立派に育った個体の命をわざわざ奪う必要性があるのか疑問。

厳しい環境で逞しく・美しく生きている動物の姿には手出しをためらう神々しさがありますし、やはり「無益な殺生」をしてはならないと思わされます。

実際、体長90cm近いシーバスを釣り上げたときは歓喜よりも「とんでもないことをしてしまった」という後悔と謝罪の念が強かったんですよね。

ぼくは釣りという趣味を正当化するために「釣りは自然との対話だ」みたいなことを言っていましたし「魚への尊敬や愛」といったCMみたいなフレーズを口にすることもありました。

でもその実態は対話ではなく「一方的な虐待」であり、尊敬と愛はエゴでひどく歪んだ状態だったということです。

釣りを通して学んだこともありますし「友人」もできました。小学生〜高校生時代を楽しめたのは間違いなく釣りという趣味に出会えたおかげです。

釣りが好きな人には存分に楽しんでほしいですし「魚を虐待するな」なんて個人的見解を押しつけることはしません。

ただぼくの中でなにかが変わってしまったのは事実。

釣りが「生涯の趣味」になるかと思っていたのに、まさか熱が冷めて嫌いになるとは夢にも思わないことでした。

 

  1. 外的要因による影響が大きすぎる!
  2. 釣果に対してコストが高すぎる!
  3. 釣りは自然破壊・動物虐待行為では?

 

このまま釣りを続けたところで「いいことなんて何一つないだろう」という気持ちは揺らがなかったので、この機会に思いきって釣り道具の断捨離を断行しました。

 

ヤフオク直近3ヶ月で受け取った売上金!

*画像出典元:ヤフオク!

 

オークションで売却したところ、合計で「262,344円」とそこそこまとまった金額に。

プレミア価格のついた商品も一部ありましたが、やっぱり釣り道具のような趣味・嗜好品は基本的にリセールバリューが高いですね。

もし「中古釣具店」に持ちこんでいたら二足三文の買い叩きにあってたでしょうが、「ハピタス」を経由したのでさらに「500pt」ほどのポイントまで獲得できました。

 

ハピタス「ポイント通帳」ヤフオク(出品)」での獲得ポイント(2月)

*画像出典元:ハピタス公式サイト

ハピタス「ポイント通帳」ヤフオク(出品)」での獲得ポイント(3月)

*画像出典元:ハピタス公式サイト

ハピタス「ポイント通帳」ヤフオク(出品)」での獲得ポイント(4月)

*画像出典元:ハピタス公式サイト

 

👉ハピタス:公式サイト

 

たかはし昇一
いったい今までいくら釣りに使ったのやら…総額が気になるところですが、この臨時収入を元手に「投資」をするか「新しい趣味」でもはじめてみたいと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

たかはし昇一

30歳から3つの「と」(投資・登山・トレーニング)を習慣にしたら人生が変わった金融系サラリーマン。1985年生まれ、東京都23区内在住です。2034年までに金融資産3,000万円の「アッパーマス層」になるため、「収入を増やす」「支出を減らす」「投資で増やす」をコツコツ実践中。