紺コートが赤に?「ラベンハム」の色あせは修理で復活するよ。

「ねぇ、なに書こうか?」と波打ち際の彼女
襟部分のコーディロイが色あせて赤くなったラベンハムのキルティングコート(ネイビー)

クリーニングから戻ってきた「紺(ネイビー)」のコート。その襟部分が「赤く変色」しているのを見て、たかはし昇一は大きなショックを受けました。

とてもお気に入りのコートなのでこのまま我慢して着てしまうことも考えましたが、変色しているのは一見して明白ですし、なんだか不衛生な印象も受けます。

クリーニングしたてなのだから汚れているわけではないはずと思っていろいろ調べてみたところ、どうやら「色あせ」で赤くなってしまったようですが…

紺(ネイビー)の服が色あせで赤くなるとは、一体どういうことなのでしょうか?

そもそも服の色表現は「Cyan(シアン=青)・Mageta(マゼンタ=赤)・Yellow(イエロー=黄)」を混ぜる「色の3原色」の原理。

この3色をおなじ割合で混ぜると理論的には黒になるものの実際には濃い茶色がせいぜいなため、CMYに「Black(ブラック=黒)」を足した「CMYK」の4色で構成されています。

紺(ネイビー)の服が色あせしたときに、色が薄くなるにつれて赤みを帯びるのはマゼンタが残っているから。

色あせのしやすさ」は色によって違うのが一般的。不思議と「シアンは色あせしやすい」一方で、「マゼンタは色あせしにくい」そうです。

色あせの原因は「紫外線」による染料の変質や、「」の成分による染料の分解そして「洗濯・クリーニング」による染料の色落ちなど。

紫外線にさらされたり汗や汚れのつく機会が多い服は、洗濯・クリーニングの頻度も増えるでしょうから、残念ながらお気に入りの服ほど色あせしやすいとも言えそうですね。

ぼくはネイビー系の服が好きで仕事着のスーツはもちろん、プライベートでよく着るTシャツ・ポロシャツ・セーターなどもネイビーです。

いままでこういった色あせは未経験だったのに、なぜよりによってこのコートだけなのか…ある心あたりが。

ぼくが例年コートを着はじめる11月下旬ごろは忘年会などの「宴会シーズン」でもありますよね。

大切なコートについてしまったタバコ・焼肉などのニオイをとるため、帰宅後にせっせと「リセッシュ」していました!

確たる証拠はありませんが、紫外線や汗にさらされた染料除菌・消臭成分が悪く作用して変質・分解が進行し、シーズン後のクリーニングで一気に色落ちしてしまったのかも知れません。

●ラベンハムなら「本格リペア」で色あせも修理できる!

ラベンハムのキルティングコート(ネイビー)

最近では大きなワッペンのついた高級ダウンジャケットも人気のようですが、ぼくのお気に入りはイギリスのキルティングジャケット名門ラベンハム」のもの。

2016年(2年前の)モデルで、購入時価格は約5万円でした。

スタイリッシュなシルエット上質でマットなネイビーの色味、そしてスーツの上着がはみ出ないミドル丈です。

フォーマル感・カジュアル感バランスが絶妙だから、オン・オフどちらでも着れる汎用性の高さも秀逸!

布地が薄く軽量なのにタフで、防風性に優れ撥水性もあるから保温性もばっちり。エアリーな着心地からは想像できない温かさを感じます。

残念ながら色が落ちてしまったということで、対処方法は「買い換える」か「染めなおす」の2択でしょうか?

でもそこそこいいお値段の商品なのでたった2年で買い換えるのはもったいないですし、ラインナップがアップデートされていてもう同じモデルは買えないという問題も。

愛着がある手元のモデルを、できれば永く着つづけたいものです。

もう、ダメ元でどこかへ修理に出してみよう」と検索してみたところ…ラベンハム公式アフターサービスで「本格リペア」ができるみたいじゃありませんか!

どんな洋服でも、数シーズンにわたって愛用、ヘビーローテションしていると、様々な箇所に劣化や擦れ、ほつれなどの現象が起きてしまうもの。それはラベンハムにおいても例外ではありません。特にラベンハムは、定番的ワードローブとして使う方が多いので、長年着用していると、それぞれの使用環境による劣化や傷が出てくることがあります。今回はいくつかの典型的なトラブルと、その修理についてご紹介します。長年愛着をもって着続けたラベンハム、次のシーズンに向けて、気になる箇所を修理に出してみませんか?

「オフシーズンに美しく本格リペア。LAVENHAMの修理ができること、ご存知でしたか? | ラベンハム | LAVENHAM」の画像

出典元:オフシーズンに美しく本格リペア。LAVENHAMの修理ができること、ご存知でしたか? | ラベンハム | LAVENHAM

2018年10月8日(月):商品送付&修理依頼連絡

送付修理の流れ

  • 修理をご希望の方は修理依頼票の添付、または名前、住所、電話番号(日中ご連絡可能な番号)、メールアドレス、修理内容を明記の上、下記住所までお送り下さい。メールアドレスを必ずご記入いただけますようお願いいたします。(基本的にメールでのご連絡となります)
  • 修理品については現物を拝見したうえで正式に修理の可否をお返事させていただきます。
    修理が受けられない商品もございますのでご了承ください。
  • 正式なお見積もり金額は、後日ご連絡いたします。
  • 修理品の返送料はお客様ご負担となります。
  • 別途手数料として¥1,000頂戴致します。ご了承ください。
  • その他お問い合わせに関しましてはrepair☆watanabe-int.co.jpまでメールでお問い合わせください。(☆を@に変えて入力してください)

修理品の送付先

〒107-0062
東京都港区南青山5-14-1 グリーンビル2F
渡辺産業株式会社 修理係

※渡辺産業株式会社の修理ページはこちらを御確認下さい。

送付修理の流れ」と「修理品の送付先」を確認しさっそく申し込んでみようとしたのですが…

修理依頼票」と「こちら」のリンク先がいずれも無効(404 Not Found)になってしまっていますよ!

とにかくまずは「商品送付」しないことには始まりません。梱包して最寄りのヤマト運輸にでも持ちこみますか。

発送費用は80サイズ・東京→東京:1,123円だったので、面倒でなければラベンハムの「直営店」に持ち込んだほうが安上がりでしょうね。

商品送付・修理希望の連絡をしようと記載してあるアドレスにメール送信してみましたが、こんどはなぜかエラーで返ってきてしまう事態に…

しかたがないので「お問い合わせフォーム」から「渡辺産業」にコンタクトをとることにします。

渡辺産業への問い合わせメール-01 渡辺産業への問い合わせメール-02

2018年10月15日(月):修理可否&見積回答

渡辺産業からの見積メール-01 渡辺産業からの見積メール-02

商品送付・修理希望の連絡からちょうど1週間後の午後、渡辺産業の修理担当者の方から連絡がありました。ちゃんと受付されていたようですし、内容も修理可能の回答でひと安心です。

修理内容は「襟部分のコーデュロイ交換」。見積金額はスタッド交換代込みで税別10,000円で、別途手数料1,000円を含めると税別11,000円=税込11,880円になるとのこと。

それでも新品を買いなおすのと比べればおよそ1/5のコストで済むわけですから、とってもお得感があると感じます。

コーデュロイは新品で色の似かよったもので対応するため多少の色ぶれが発生する可能性があるそうです。

もろもろ承諾し、作業を進行していただけるよう即答させていただきます。

渡辺産業からの見積への回答メール
渡辺産業からの修理受付メール

商品の「返送予定日」は25営業日後の11月19日(月)ごろとのこと。寒さが本格化するシーズンに間に合いそうでよかったです。楽しみに待つことにします。

修理内容」や「繁閑」によって修理期間が長くなることがあったり、年代・モデルによっては希望どおりの修理ができないケースもあるでしょう。

でも多くの場合では修理によってさらに永く使えるようになるそうなので、泣く泣く処分・買い換えをするその前に、シーズンオフの本格リペアにチャレンジしてみる価値はありですね!

2018年11月15日(木):修理完了&発送連絡

渡辺産業からの修理完了・発送メール

11月に入って全国的に冷えこみが急速にすすみ、東京での最低気温も10℃を下回った11月15日(木)、渡辺産業から「修理完了」と「商品発送」の連絡が。グッドタイミングです!

修理期間は当初25営業日とのことでしたが、実際には2営業日短い23営業日しかかかりませんでした。到着が楽しみです。

●ラベンハムを本格リペアで「コーデュロイ交換」した結果は?

リペアが完了したラベンハムのキルティングコートが入っているダンボール

ついにお気に入りのラベンハムが帰ってきました。修理に出してから約1ヶ月ぶりのご対面です!

渡辺産業が運営している「BRITISH MADE(ブリティシュメイド)」のおしゃれなテープで丁寧に梱包されています。

リペアが完了したラベンハムのキルティングコートが入っているダンボールに同梱されていた封筒

商品に同梱されていた封筒のなかには「納品書」と「REPAIR RECORD(修理記録)」のハガキが。

リペアが完了したラベンハムのキルティングコートが入っているダンボールに同梱されていたハガキ

REPAIR RECORD

平素より、弊社商品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。ご依頼頂きました商品の修理が完了致しましたのでお届け致します。末永くご愛用いただければ幸いです。

肝心のリペアのできばえは…

襟部分のコーディロイ交換が完了して復活したラベンハムのキルティングコート(ネイビー)

コーデュロイが新品に交換されてリペア前とは見違える仕上がりです!ビフォー(左)・アフター(右)を比較すると一目瞭然。

ラベンハムのキルティングコート(ネイビー)の襟部分コーディロイ交換前後でビフォーアフターを比較

これはリペア前の状態で我慢して着るレベルではなかったですね…

コートのポケットにはコーデュロイの古い生地が入っていました。やっぱり明らかに色があせていてみすぼらしい感じがします。リペアに出してよかった。

色あせによる交換のためラベンハムのキルティングコート(ネイビー)から取り外された襟部分のコーディロイ

考えてみれば、襟は紫外線があたりやすく首まわりの肌・汗に直接ふれるわけですから染料の変質・分解がすすみやすい部分なのでしょう。

今シーズンの冬も、これで身も心も温かく・軽やかに過ごすことができるようになりました。

宴会など飲み会の予定もぼちぼち入ってきましたが、くれぐれも「おなじ轍をふまない」ためクローゼットから除菌・消臭スプレーを撤去することにします…

●ラベンハムと「さりげなく、誇りを持って末永く」生きる!

1969年、イギリス・サフォーク州のラベンハム村で設立された「ラベンハム」はキルティングジャケットの名門。創設者のミセス・エリオットは当時のエリザベス女王に仕える女官でした。

そんな彼女が女王のため発案した「ホースブランケット(馬用の毛布)」がまたたく間にイギリス中に広まって乗馬用具界での地位を確立します。

現在でもラベンハムのホースブランケットはイギリス王室・ベルギー王室で使用されているそうですよ。

その後、乗馬愛好家自身が着用するジャケットの要望が高まったことを受けて「ダイヤモンドキルティングジャケット」を発表!

ベーシックで実用的な乗馬用トレーニングウェアでありながら高い品質とファッション性を実現したモデルでした。

現代ではイギリスを代表するファッションブランドとして地位を確立していますが、定番を受け継ぐだけではなく時代に合わせて変化することで人気を着実なものにしています。

もともと乗馬用であることをルーツにした軽量かつエアリーな着心地はそのままに、スーツ&ジャケットにもフィットするようよりスタイリッシュにアップデートされています。

近年ではトレンドをとりいれつつ低価格な衣料品を大量生産し短いサイクルで販売する「ファストファッション」のブランドが世界的規模で売上を伸ばしていますよね。

でも新しさや安さではなくイギリスのクラフトマンシップから生まれてきたブランドストーリーを語り伝えていくことだって大切なはず。

ファストファッションの商品には、短期間で消費者が離れる傾向があります。そうではなく「永い人生をさりげなく、誇りを持って一緒に生きる」そんな一着を大切にしたいものです。

ラベンハムなら今回のようにコーディロイ交換ができることがわかりましたし、ほかにも「キルティング補修」「スタッド交換」や「パイピング取り替え」も可能。

これからも日頃から大切に着つつもオフシーズン毎に本格リペアして、末永く愛用していきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

たかはし昇一

30歳から3つの「と」(投資・登山・トレーニング)を習慣にしたら人生が変わった金融系サラリーマン。1985年生まれ、東京都23区内在住です。2034年までに金融資産3,000万円の「アッパーマス層」になるため、「収入を増やす」「支出を減らす」「投資で増やす」をコツコツ実践中。