雲取山「三条の湯」でテント泊!薪風呂・天然温泉いい湯だな〜

「あした、お休みをいただきます」

木曜日の昼下がり、出しぬけにそんな申し出をされた上司はとまどった表情をしていました。

あしたから金・土の2日間は「登山日和」がつづく予報。仕事はなんとなく落ちついているし、なんだか無性に山が恋しくなってきたのだから仕方がない。

文句を言わず業務の引き継ぎを受けてくれる職場仲間よありがとう。

会社を定時でとび出してアウトドアショップへ向かい、アルファ米やフリーズドライ食品・行動食を買いこんだら急いで帰宅。

前回のテント泊から5ヶ月もブランクがあいていてパッキングの感覚がにぶっている…忘れものがないよう、慎重に準備しないと。

●Day1(2018.05.11):新宿-三条の湯

標準コースタイム

  • 06:03新宿-08:03奥多摩(電車120分)
  • 08:42奥多摩駅-09:21鴨沢西(バス39分)
  • 09:21鴨沢西-09:36お祭り(徒歩15分)
  • 10:00お祭り-13:30三条の湯(徒歩210分)

コースタイム実績

  • 06:03新宿-08:03奥多摩(電車120分)
  • 08:51奥多摩駅-09:30鴨沢西(バス39分)
  • 09:30鴨沢西-09:45お祭り(徒歩15分)
  • 10:00お祭り-13:00三条の湯(徒歩180分)

下り方面の中央線は早朝からお酒臭くてすこし苦手。夜どおし飲酒(いわゆるオール)をして朝帰りする乗客が多いのでしょうね。

オールのなにが楽しいのかよくわかりませんが、あちらからすれば「休暇に始発電車で山に向かう」ことも意味不明だろうからお互いさまです。

向かう山は東京でいちばん高い場所でもある「雲取山(2,017m)」。

1日目は途中の「三条の湯」でキャンプし、ピークハントは2日目の朝。そのあとは石尾根の稜線歩きを楽しんで「鴨沢」に下る予定。

「大菩薩嶺(2,057m)」も捨てがたかったけど昨年のこの時期に行っているし、「山奥の秘湯」にゆっくりつかってリフレッシュしたい!

奥多摩には定刻どおり08:03に到着。好天に恵まれたこともあってか、平日にもかかわらず多くの人です。

鴨沢方面に向かう人の比率は思ったより少なく、バス待ちの列は10人ほど。

「三条の湯」への最短ルートは「丹波行」のバスに乗って「お祭り」で途中下車ですが、「丹波行」は本数が少なく時間も合わなかったので08:42の「鴨沢西行」に乗車します。

奥多摩駅 時刻表

出発予定時刻になってもバスが動きません。どうやら電車に遅れがでているため接続をはかるとのこと。

しばらくすると駅の改札口から人々が飛び出しバスに駆け寄ってきます。さきほどまではチラホラ空席もありましたが、出発するころには車内がハイカーで埋めつくされました。

ほとんどの乗客は「鴨沢」で下車していきました。この日のうちに「雲取山荘」まで行くのでしょうね。「鴨沢西」まで乗ったのはぼく以外に1人の男性だけです。

出発時刻の調整による影響もあって「鴨沢西」への到着時刻は09:30と約10分の遅れ。

ここから「お祭り」までは15分ほど道路脇を歩くことになります。

終点までいっしょだった彼はトレイルランナーのよう。走りだしたと思ったらあっという間に見えなくなった。

「お祭り」のバス停は「お祭り洞門」を抜けてすぐの場所にポツンとありました。

登山口は、バス停のすこし先のカーブを曲がりきった場所に。

「雲取山・飛竜山登山口」から「三条の湯」までは約10kmで「山と高原地図」だとコースタイムは3時間30分ですが、標識では3時間となってますね。

いまは10時前だから、いずれにせよコースタイムどおりなら13時〜13時30分には到着するはずです。

平日のソロハイク。きっとだれにも追い抜かれず、だれともすれ違わない。念のため熊避けの「ミニベル 」をぶらさげておこう。

小広くなった駐車場の先にものものしいゲートが立ちふさがります。一般車両はここまでですね。

ゲートの右脇をすり抜けさらに奥へと進むと40分ほどで「塩沢橋」に着きました。

ここはきょうのルート上でちょうど真ん中になります。通過時間は11:45の予定だったのに、時計を見るとまだ11:00です。

橋の先に聖剣のようにつき立っている碑には「東京水道水源林」の文字が刻まれていました。

碑の近くにあった切り株のイスに腰をおろし、コーヒーをひと口すすって、川のほとりでしばし休憩。

「三条の湯」への最短ルートである「後山林道」は樹林に囲まれていて眺望がないので、退屈な道かと思っていました。

でも森の空気をあじわいながらいくつも橋を渡り、川のせせらぎや鳥の声に耳をすませ、いっぽいっぽ歩いていると都会でしみついたノイズが洗われていくのを感じます。

だいぶ山深くなってきたなあ。

ふたたび歩きだして1時間ほどで林道は終点。ここから登山道を30分ほど歩けばいよいよ「三条の湯」です。

道はきれいに整備されていて危険箇所はまったくありません。

ほどなくして、森のなか隠れるように立つグリーンのテントを発見。

最後の橋を渡るとそこはついに「三条の湯」。

時刻はちょうど13時と「山と高原地図」の標準コースタイムより30分はやい到着。登山口の標識に表示されていた所用時間が正しいようですね。

天気がよいので干されているふとんもなんだか気持ちよさそうです。

お風呂を沸かすためのものでしょうか?小屋のわきには大量の薪が積まれています。

さっそくテント泊の申込みをしようと受付に行ったら、足もとに熊(はく製)がいて驚かされました。

テント泊の料金は入浴付きで大人1人900円。

お風呂は男女いれ替え制。平日は通常、15:00-16:00女性からのスタートとのことですが、臨機応変な小屋番さんが「きょうは14:00-15:00も男性にします」とのこと!ありがとうございます!

テント場は小屋の下の沢沿いにあって段々になっています。フラットな場所に設営できるのは15張ぐらいとやや少なめな印象。

いちばん上段にある「テーブル・イス付き」の広いスペースに愛用しているヒルバーグの「ウナ」を設営。ペグが刺さりにくいので、転がっている岩で固定しましょうか。

平日で時間も早いということもあって、さきほど見たグリーンのものとぼくのウナ以外にテントは見あたりません。静かなキャンプになりそうです。

そうこうしてると入浴開始の14時になったので、さっそくお風呂場に向かいます。

「山奥の秘湯」ということでもっと簡素な施設を想像していたのですが、脱衣所・浴室ともきれいに掃除されていてとても清潔です!

脱衣所の壁には、しみじみとした旅人の心情と旅のおもむきを感じさせるステキな詩がかざられています。

  1. いい湯だな /\ 風呂の窓から若葉がにほふ 小鳥啼き 沢が鳴る ここは奥多摩 三條の湯
  2. いい湯だな /\ 風呂の中でも紅葉がみえる 落葉舞ひ 雪が降る あすは雲取 三條之湯
  3. いい湯だな /\ 風呂からあがれば冷たい麦酒 アサヒかな キリンかな ここは山奥 三條之湯

泉質はph10程度の「単純硫黄冷鉱泉」で湯の花がただよいます。硫黄のにおいはほとんど感じませんがお肌はツルツルに!

水力発電と薪で沸かしている天然温泉はとてもいい湯加減。ほんとうに「いい湯だな〜」と1番の歌詞を唄いたくなる。

入浴の制限時間1時間まるまる温泉を堪能してお風呂からあがったら、つぎは3番の歌詞にあるビールでしょう(アサヒかな)。

テント泊のハイカーでも小屋の施設をつかっていいと案内されたので、お言葉に甘えて広くて明るい食堂をつかわせてもらいます。

開け放たれた窓からは青い空・新緑の山が見えます。耳をすますと鳥のさえずりや沢の音が聞こえます。

心がほぐれていくのを感じながら、気がつくとここでもあっという間に1時間が経過。もうすぐ16時か。

追加のビール(キリンかな)と「鹿肉の燻製」を購入してテント場に戻ると、テントが合計4張に増えていました。

夕食はアルファ米フリーズドライのカレー。「ジェットボイル」でお湯を沸かそう。

小屋で買った「鹿肉の燻製」は、失礼ながら見ためは「木の皮」のようだけど、燻製したいい香りがするし、噛めば噛むほど肉のうまみが。

昔ながらのシンプルな味つけでウィスキーにとてもよくマッチしますね。

ウィスキーは「カティサーク」を持ってきてみたけど、山で飲むにはちょっとスモーキーさが足りないなあ。つぎはもっと味にパンチのある銘柄にしよう。

そろそろ18時。だいぶ暗くなってきました。完全に闇につつまれる前に寝支度をしないと。

きょう東京・都心の気温は30℃近くになったはずですが、小屋前の気温計は約15℃を指しています。あしたの朝は何度まで下がるのかな?

テントに戻って寝袋にもぐりこみ、ウィスキーをちびちびと飲みながらランタンの灯りで文庫本を読みます。

しだいにまぶたが重くなってきたのでランタンを消し、目をつむります。

テント場のすぐ脇を沢が流れているので夜がふけても静寂につつまれることはないのですが、不思議と耳ざわりな音ではありません。

ここは東京の水源林。

もし沢を流れる水の一滴になることができたとしたら、どう流れて最後はどこにたどり着くのだろうか。

●Day2(2018.05.12):三条の湯-雲取山-鴨沢

標準コースタイム

  • 05:00三条の湯-08:00雲取山(徒歩180分)
  • 09:00雲取山-11:30鴨沢(徒歩210分)
  • 12:20鴨沢-12:56奥多摩駅(バス36分)
  • 12:56奥多摩駅-13:06もえぎの湯(徒歩10分)
  • 14:06もえぎの湯-14:16奥多摩駅(徒歩10分)
  • 14:30奥多摩-16:09新宿(電車99分)

コースタイム実績

  • 06:00三条の湯-09:40雲取山(徒歩220分)
  • 10:00雲取山-14:00鴨沢(徒歩240分)
  • 14:44鴨沢-15:30奥多摩駅(バス46分)
  • 15:30奥多摩駅-15:40もえぎの湯(徒歩10分)
  • 16:00もえぎの湯-16:10奥多摩駅(徒歩10分)
  • 16:18奥多摩-17:50新宿(電車92分)

4時に起きて5時には雲取山に向けて出発する予定…だったのに、すっかり寝過ごしてしまった!

目が覚めた時間は5時。予定より1時間の寝坊だ。よっぽど沢のサウンドが気持ちよかったのか、テント泊でこんなに熟睡したのは初めてかもしれない。

いそいで寝具を片づけ身支度をしよう。朝食はフリーズドライのリゾットだ。マグボトルにコーヒーも入れとかないと。

それにしてもよく寝たなあ。寒さもまったく感じず快適だった。

沢沿いのテント場だから湿度が高そうだけど、結露は寝袋の足先以外に見あたらない。

テント泊はとても楽しいし小屋泊に比べると安上がりだけど、撤収作業だけはちょっとおっくう。

昨夜も確認した小屋前の温度計は10℃弱の表示。都心は初夏だけど、山中はまだまだ冷えこみます。

さあいよいよ雲取山だ!「水無尾根」を登りましょう。

現在の時刻は6時。「三条ダルミ」を通過して雲取山に到着するのは9時の予定です。

きのうはほぼ平坦な道だったけど、きょうは最初からなかなかの傾斜が続く。陽も射してきてだいぶ暑くなってきた。上着を脱いで半袖になろう。

1時間ほど登ると樹林帯がとぎれ、飛竜山方面の山並みが姿をあらわした!

樹林帯は無風だったけど、稜線ではひんやりとした風が吹いていて気持ちいい。

初日より山になじんだフィーリングはあるのに、どうにもペースが安定しない。

「5ヶ月ぶりのテント泊」だし冬の低山トレーニングもサボりがちだったから、体力が落ちて当然か。夏のアルプスに向けてここから挽回!

途中の水場でのどを潤し、一歩一歩ゆっくりと登り標高を上げていく。

「三条ダルミ」に到着。時刻は9時。

標準コースタイムだと「三条の湯」からここまで2時間20分だから8時20分には着くはず。40分もオーバーしている。

たいていのコースは写真撮影や小休憩の時間を入れても標準タイムどおりに歩いてるのに…やっぱり山はコンスタントに登ってないとダメだなあ。

ふり返ると富士山がきれいに見えた。まだまだ雪が残っているね。

「三条ダルミ」から雲取山までは約40分。だけど、ここで談笑したおじさん曰く「傾斜がきつくて、とてもコースタイム通りには歩けない」とのこと。それ、いま聞きたくなかったです。

気合いを入れなおして、いざラストスパート!

たしかにきつい登りだ。でもここにきて調子が上向いてきたのか、途中でハイカー2人を追い抜きつつコースタイム通り40分で登りきったぞ。

「雲取山頂避難小屋」の赤い屋根が見えた。

ここにも山頂標識が立っているけど、あくまで「山梨百名山」としてのもの。本物(?)は少し離れたところにあるんだよね。

数年前きたときに比べてずいぶん立派な標識になっていた。

さすがに途中まではヘリだと思うけど、ここまで運んでくるのは相当たいへんだったろうなあ。

雲取山は標高が「2,017m」。昨年2017年は百名山の標高と西暦が合致することから「雲取山の年」としてフィーバーしたらしい。

2017年を記念する限定の柱も立てたみたいだし、どうせ雲取山に来るんだったら去年のうちに来ればよかったのにね。

山頂は思っていたより高曇りだけど、富士山・南アルプス・奥武蔵などの山々がよく見える。

パーコレーターでコーヒーを沸かそうとしている若者3人組を横目に、朝テント場でマグボトルに入れておいたコーヒーを飲みながら景色を楽しむ。

すると3人組のうちひとりの女性から、おいしいコーヒーを準備しようと奮闘する男性2人に対して「インスタントでよくない?」と容赦ないコメントがとびだした。

それを言っちゃあおしまいだよ…「男のロマン」ってやつですから、どうか理解してあげてください。

寝坊でスタート時間が1時間後ろだおしになったことと、標準コースタイムから40分遅れたことを考慮して下山工程をチェックしよう。

雲取山の山頂から「鴨沢」へは、「石尾根」を歩き「七ツ石山」から「登り尾根」を下る。標準コースタイムは3時間30分。

ここまでで予定時間を1時間40分オーバーしているとはいえ、まだ10時。標準タイムどおりなら13時30分には「鴨沢」だ。

あまり遅くならないうちに帰宅したいし、できれば温泉にも入りたい。名残惜しいけど、そろそろ下山を開始しよう!

富士山を右手に見ながら石尾根を歩く。

ひさしぶりの登山しかもテント泊だったからか思ったより足に疲労が蓄積しているようだ。しだいに左ひざがわずかに痛くなってきた。

下りは得意なはずなのになかなかベースが上がらない。

思考は冴えているし気分も悪くないので、脱水症状やハンガーノックの心配はなさそう。まあゆっくり行こうか。

「七ツ石小屋」を過ぎたあたりでかわいい小動物に遭遇!「山ねずみ」かな?

体長5cm程度で、体と同じぐらい長いしっぽがある。おどろくべきスピードでチョコマカ動くので、写真を撮ることもままならない。

あまり人を恐れないのかブーツにまとわりついてきた。その後はしばらく登山道をいっしょに歩く。まるで先導してくれているようだ。

下山時はあれこれ考えごとをすることが多い。

今回の山行でよかった点は?いらなかった装備は?つぎはどの山に行く?下山したらなに食べようか?

でも登山での事故の多くは下山時に発生すると言われているから気をつけないと。

それにしても足が疲れていてスムーズに前へ出ない…あと少しだ、がんばろう。

きのうはほとんど人に会わなかったが、この日は単独者・数人の小グループ・高校登山部の大パーティーなど多くの人とすれ違う。

登山道が終わりコンクリートの舗装路を10分ほど下ると奥多摩湖の湖面が見えてきた。今回の山旅もそろそろ終わりだ。

14時ジャスト「鴨沢」に到着!

下りでも標準コースタイムを30分オーバーしてしまった。鍛錬を怠るからこういうことになるんだと反省。

バスの時刻表を確認すると、15分ほど前に13:46のバスが出てしまったばかり。つぎのバスは14:44か。

鴨沢 時刻表

バスが来るまで奥多摩湖を見ながらボーッとしててもいいけど、すこしお腹がすいたし、できればビールでも飲みたいなあ。

そう思ってあたりを見渡すと、バス停のすぐ隣に「東部ふれあい館 木漏れ日」というお食事処を発見!こんなお店、前からここにあったっけ?

さっそく入店。あれ、お客さんも店員さんもいないけど…しばらくすると男性店員さんが出てきてくれた。

生ビール・もろきゅう・しょうが焼き(単品)をオーダー。

しょうが焼きのボリュームがすごい!もちろんお味もおいしくて、下界のありがたさが身にしみる。ごちそうさまでした。

缶ビールのテイクアウトもできるとのことで1本購入。バス待ちをしながら、奥多摩湖を渡るさわやかな風でも満喫しよう。

定刻どおり14:44に来たバスに乗り奥多摩駅に向かう。「鴨沢」ではガラガラだったけど、しだいにハイカーや観光客でいっぱいになった。

当初の計画だと12時前後には「鴨沢」に下山しているはずで、だいぶ時間が押してしまったけど、やっぱり温泉には入りたいなあ。

あまり遅くならないうちに帰りたいけど、急いで帰る用事があるわけでもないし、予定どおり奥多摩駅から徒歩10分の場所にあるという「もえぎの湯」に行こう。

奥多摩駅の到着予定時間は15:21、そこから「もえぎの湯」は徒歩10分だからだいたい15:30。お風呂を30分ですませて奥多摩駅に戻ってくると16:10。

時刻表 奥多摩駅:JR東日本

16:10以降だと、16:18に出発する「ホリデー快速おくたま4号」がある。

奥多摩から新宿まで「乗り換えなし」で所要時間も92分の快速。当初の予定どおりではないけど、結果的にいい時間配分になった!

ところが、奥多摩駅にバスが到着したのは約10分遅れの15:30…ここまで来て最後の温泉をスキップするなんて悲しすぎる。

奥多摩駅-もえぎの湯の往復を「徒歩」ではなく「小走り」にして、入浴時間を20分に短縮だ!

そう決めたなら一刻もムダにできない。青梅街道から新氷川トンネル手前を右方向に曲がり、道を急ぐ。

「小走りしたつもり」だったのに、足にかかえたダメージの影響か「もえぎの湯」に到着したのは15:40と標準コースタイムどおりの所要時間…。

登山のほかにもキャンプ・ツーリング・一般観光など、天気のよい休日をおもいおもいに楽しむお客さんでにぎわっている。

チケットは「2時間券」だけど、このコンディションで奥多摩駅に戻ることを考えると入浴を20分ですませるのはマストだな。

指定ロッカーに荷物をつめこむ。シャワーを確保し念入りにあたまとからだを洗う。浴槽には5分ほど入って満足ということにする。

いそいで着替えて「もえぎの湯」を出る。16時をすこし回っている。電車の出発までギリギリだ。

ホームで待っていた「ホリデー快速おくたま4号」に乗りこんで席に座ると、それと同時に発車ベルが鳴り、ドアが閉まった。

都会に戻る電車の車窓から、流れ過ぎていく山を眺める。

さっきまで山の中にいたことがとても不思議に感じる。昨夜は自然の中でテント泊していたなんて信じがたい。

「まぼろし」かもと思うけど、手元のカメラに印象的な一瞬をきりとった写真が残っていることを確認して「現実」だったんだと安心した。

山旅の終わりはいつもさみしい気持ちになる。

「風呂の中でも紅葉がみえる 落葉舞ひ 雪が降る」そんな2番の歌詞があじわえる季節に、また「三条の湯」を訪れてみたいなあ。

…しまった、職場仲間へのお土産を買い忘れてるぞ。

山行費用(合計8,460円)

  • 新宿-奥多摩(往復):2,160円(電車)
  • 奥多摩駅-鴨沢西:690円(バス)
  • 三条の湯:900円(テント場・入浴付き)/1,000円(ビール2本)/300円(鹿肉の燻製)
  • 東部ふれあい館 木漏れ日:約2,000円(生ビール・もろきゅう・しょうが焼き・缶ビール)
  • 鴨沢-奥多摩駅:630円(バス)
  • もえぎの湯:780円(2時間)

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ABOUTこの記事をかいた人

たかはし昇一

30歳から3つの「と」(投資・登山・トレーニング)を習慣にしたら人生が変わった金融系サラリーマン。1985年生まれ、東京都23区内在住です。2034年までに金融資産3,000万円の「アッパーマス層」になるため、「収入を増やす」「支出を減らす」「投資で増やす」をコツコツ実践中。